駒澤大学 一般入試対策講座2025

駒澤大学 一般選抜対策講座2025 協力:代々木ゼミナール

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毎日の高校の勉強で
基本を身につけることが
大切です。

本ページでは駒澤大学一般選抜の
傾向・対策を代ゼミ講師が解説します!
みなさんの受験勉強の一助として下さい。

※2025年度一般選抜を対象としています。
※駒澤⼤学⼀般選抜過去問題を基に
代ゼミ講師が解説します。

Measures Video

一般選抜
対策動画(国語・英語)

  • 国語

  • 英語

Trends and Measures

各科目の
傾向・対策

英語

出題傾向・内容

大問Ⅰ・Ⅱ・Ⅲは読解総合問題、大問Ⅳは会話文問題となっており、さまざまな題材の短めの英文について内容理解を問う設問となっています。大問Ⅴ~Ⅸは語彙・文法・アクセント・整序英作文問題となっており、基礎・標準レベルの語句・表現や語法・文法の知識を問う設問となっています。

難易度

全体として基礎・標準的なレベルと言えます。
ただし、60分という時間に対し、大問が9題、設問数も50問と多いので、すべて解き切るには時間配分に注意する必要があります。

出題形式

大問9題、計50問。すべて選択式で、大問Ⅰ・Ⅱ・Ⅲが読解総合問題で各5問。大問Ⅳが会話文問題で計7問。大問Ⅴは定義に当てはまる語を選ぶ問題、Ⅵ・Ⅶは文法と語彙・語法に関する空欄補充問題、Ⅷは単語のアクセント問題、Ⅸは語句整序問題となっています。Ⅵは8問、その他は1題につき各5問で構成されています。

試験時間

60分。全体の設問数が多いため、長文問題に時間をかけすぎると後の問題に取り組むことが難しくなります。したがって、大問ごとの時間配分をあらかじめ決めておき、本番で微調整を加えながら解き進める必要があります。

入試対策

大問Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの読解総合問題に関しては、各文章の分量はあまり多くなく、基礎・標準レベルの語彙・文法の知識を身につけ、文構造をある程度正確に把握して訳すことができれば十分得点できます。しかし、全体の設問数が多いので、ただ正確に読むだけでなく、文頭から訳し上げて速読することが求められます。日頃から読解問題を解く際に、前から訳すトレーニングを行い、かつ解答時間を意識して効率的に解き進める練習をしておきましょう。

大問Ⅳの会話文問題は口語表現の知識が問われることがあります。参考書等で日常会話に関する頻出表現を覚えておき、その上で過去問を解いて対策しておくとよいでしょう。

大問Ⅴ~Ⅶは語彙・文法・語法問題となっており、語彙問題の対策としては、単語帳を用いて基礎・標準レベルの語を確実に覚える必要があります。また、他の大問も含め、中にはやや難しい単語・熟語も散見されますが、消去法や文章の内容から推測することで正解を選ぶことが可能である場合が多いです。文法問題に関しては基本的な文法のルールを理解した上で、問題集を利用して基礎・標準レベルの問題演習を積んでおけば対応できるでしょう。

大問Ⅷの単語のアクセント問題では、アクセントの基本的なルールを覚えたうえで、類似問題を用いた演習を行えば解答選びがかなり容易になるはずです。
大問Ⅸの語句整序の問題では、基礎・標準レベルの構文、語法をおさえつつ、英文の構成についてもしっかりと理解を深めることで十分解けるようになるでしょう。

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英語グローバル・メディア・スタディーズ学部

出題傾向・内容

大問Ⅰ・Ⅳ・Ⅴは各10問、大問Ⅱ・Ⅲは各5問での出題です。
内容一致問題が計2題(15問)、空欄補充問題が1題(10問)、図表の読み取り問題が1題(5問)、会話問題が1題(10問)となっています。
大問Ⅳはイディオム・文法・語法、大問Ⅴでは口語表現の知識を問う問題となっています。

難易度

全体として標準的なレベルと言えます。
ただし、60分という時間に対し、大問が5題、設問数も40問とやや多いので、読解問題に時間をかけすぎないことが攻略のポイントとなります。そのためには、素早く正確に前から読み進める力が求められます。

出題形式

大問5題、計40問で構成されます。
すべてマークセンス方式で、大問Ⅰが読解問題で計10問。大問Ⅱが読解問題で計5問。大問Ⅲが図表の読み取り問題で計5問。大問ⅣとⅤがそれぞれ空欄補充問題で各10問ずつとなっています。大問Ⅴに関しては会話文の形式となっています。

試験時間

トータルで60分。
読解総合問題の各文章は決して長くはないが、大問ごとに難易度と分量が異なります。そのため解き進めながら分量と難易度に基づいて時間配分を微調整できる準備をしておきましょう。

入試対策

読解問題に関しては、全体的に理解しやすい内容で、基本的な語彙・文法知識・文構造に基づいて訳す力が身についていれば十分高得点が狙えるようになっています。本文や選択肢にところどころ難語が散見されるものの、それらが原因となり正解が選べないといったことはないため、難語まで覚える必要はありません。それ以上に基礎・標準レベルの単語を徹底的にマスターしておく必要があります。
また、各設問の選択肢や、その該当箇所となる本文に関しては一文一文を正確に訳す力が必要になってきます。フィーリングに頼らず、文構造に基づく訳作りのトレーニングは欠かせないでしょう。また、選択肢を絞り込む際に該当箇所を素早く見つけて読み直す必要があるため、本文を読みながらマーキングする習慣をつけておきたいところです。グラフ読み取り問題では、タイトル×縦軸×横軸から、グラフの内容と特徴を正確に理解するトレーニングを積んでおきましょう。
同時に、グラフの説明でよく使われる語句をインプットしておくことで、各選択肢の内容を素早く把握できるようになるはずです。2024年度選抜の問題のように、設問ごとに対象期間が異なる場合もあるので、細部まで確認することを心がけましょう。
大問ⅣとⅤの空欄補充問題では、文法・語法・頻出イディオム・基本的な口語表現の知識が問われます。

全体的な対策として、まず語彙に関しては受験用の単語帳を基礎・標準レベルまでしっかりとやりこみ、また、過去問演習などを通してわからなかった単語をまとめ直して覚えるのも効果的です。
文法に関しては、独立した大問がないとはいえ、空欄補充問題で問われることがあるため、市販の参考書等を活用して基礎・標準的なレベルはしっかりと固めておきましょう。特に動詞等の語法や前置詞・接続詞の用法、熟語・イディオムは空欄補充問題でも毎年頻出なので重点的に取り組むとよいでしょう。また、頻出会話表現も確実におさえておきたいところです。
『英文法・語法 Vintage』や『Next Stage英文法・語法問題』、また旧センター試験の会話問題を活用するのがおすすめです。

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国語

出題傾向・内容

漢字は同音異義語の選択問題が頻出です。
現代文は評論が出題されることが多く、多数の空欄補充問題を中心にあらゆる設問が出題されています。また、共通テストでも出題される複数テクスト系の設問も出題されています。
古文は中世、ついで中古の作品が多く採用され、現代文同様、あらゆる設問が出題されます。

難易度

標準的な難易度ですが、一部、漢字の問題や現代文の問題で、やや難解なものが見られます。
現代文は空欄が多く見られるので、読みづらいかもしれませんが、落ち着いて読み進めることを心がけましょう。

出題形式

漢字・現代文・古文の三題が出題されます。マーク中心ですが、一般選抜では若干の記述問題も出題されています。
近年の傾向として、複数の文章を比較して解く問題や、現古融合問題が出題されたことがあるため、さまざまな問題形式に慣れておく必要があります。また、現代文・古文ともに文学史の問題がよく出題されます。

試験時間

60分で漢字、現代文、古文の3問をこなさなくてはならないので、スピードが必要です。
現代文はまず全体の要旨をつかむこと、古文も一つ一つ訳す全訳ではなく、全体の内容をおおまかに把握していくことが大切です。

入試対策

漢字は比較的難しい問題も出題されていますから、漢字の問題集を1冊に絞って繰り返し解いて対策しましょう。

現代文は文章が長く、また、共通テストと同様関連する複数の文章を読み、対応させながら考える問題も出題されています。まず各段落ごとの重要なところがわかるように練習すること、その段落と前後の段落の関係性をつかむなど、いわゆる読解力をつける練習をすることが大切です。空欄補充の問題が多いので、特に空欄前後の関係を読み取っていくことが求められます。日頃から色々な文章を読むこと、また、過去問を繰り返し解いて、出題形式にも慣れておくことが大切です。特に空欄補充問題の対策は、駒澤大学の過去問を用いるのが一番よいと思います。

古文は、それほど難解な問題は出題されていませんから、単語・文法を強化しておくことが大切です。基本古語は、特に複数の意味をもつ古語に注意し、その文脈での意味を選択できる力をつけていきましょう。文法は特に、敬語、助動詞(意味、用法、接続、活用)がよく出題されていますから、この部分を中心に、文法書などでしっかり学習を進めていきましょう。敬語は全体の内容を読み取った上で、人物関係をつかんでおくことが必要です。

文学史は現古とも出題されていますから、国語便覧の文学史のところを読んでおきましょう。標準レベルの問題集をこなして、力をより確かなものにしていきましょう。

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国語グローバル・メディア・スタディーズ学部

出題傾向・内容

近年の社会や経済をテーマとする文章からの出題が多いです。国語の問題としては珍しく横書きの問題で、図や写真なども盛り込まれ、その読み取りも求められます。漢字(同音異義語)、語彙、空欄補充、文整序、傍線部理由説明、内容合致問題が中心です。

難易度

全体的にそれほど難しい問題は出題されておらず、標準的な難易度と言えるでしょう。
ただ、問題数が多く、課題文も長いので、あせらず落ち着いて問題に向き合うことが求められます。

出題形式

マークの出題が基本ですが、20字から35字でまとめる記述問題が一問出題されます。大問2問構成で、いずれも現代文が出題されています。
マークの問題は漢字・空欄補充・内容説明・本文の内容と図や表との関連を読み取る問題・内容一致など多岐にわたる問題が出題されています。

試験時間

60分で長めの評論文2題を読み解かなければならないので、スピードが必要です。
また他大学であまり出題されない図表の読み取りが出題されることもあるので、慣れていないと時間が足りなくなることも考えられます。

入試対策

現代文のみの出題ですが、長文の評論文を2題読み、問題を解いていかなくてはならないので、スピーディーに文章を読みこなしていく集中力、読解力をつけていくことが求められます。日頃から、新聞の経済面、政治面などや、自分の興味のある分野の新書などをじっくり読んでいく習慣をつけましょう。

2022年度選抜には課題文の中に写真資料も含まれていました。また、例年図表やグラフの読み取り問題が出題されているので、新聞などを読むときに図表が出てきたら、これが何を指すのか、自分なりに考えていくようにしておくとよいでしょう。

漢字問題はすべて同音異義語の問題でした。それほど難しい問題ではありませんが、漢字の問題集を1冊きっちり最後まで自信を持てるようになるまでやりこなしてください。空欄補充の問題では、カタカナ語であったり接続詞や副詞が出題されています。日常生活の中で、意味の曖昧なことばに出会ったら、面倒がらずにその正しい意味を辞書や用語集で確かめておく習慣をつけておくとよいでしょう。

傍線部説明問題や、空欄補充問題は、特にその前後だけで判断しがちになりますが、まずじっくり全体を読み取って、筆者がもっとも言いたいことをつかんでから、各問いに当たることを心がけてください。
出題形式に慣れるためにも、過去問に取り組んでいきましょう。その際、各段落ごとの要旨をメモしながら読み進める練習をしていくとよいでしょう。

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数学

出題傾向・内容

「数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B(数列)」から出題されます。
全体の比重としまして、数学Ⅱにおける出題が多く見られ、特に、微分法・積分法の出題率は高いと言えます。また、図形問題も狙われやすいため、注視しておきたいところです。

難易度

1題1題は標準レベルの出題ですが、大問Ⅱ、Ⅲでは計算量が多くなる問題も出題されています。
試験時間に対するバランスを考えますと、全体的に高い計算処理能力が必要となります。

出題形式

全学部統一日程選抜では、すべての問題がマークセンス方式で出題されています。
一般選抜では、マークセンス方式の問題がほとんどですが、一部に「数式または数値」を記入する短答式の問題もあります。
どちらの選抜方式も大問は3題から構成され、大問Ⅰのみ、独立した小問で構成されています。

試験時間

全学部統一日程選抜、一般選抜ともに60分。問題の難易度・量に対して試験時間はやや短めとなっています。一つの大問で時間を使いすぎると他の大問に影響するので、時間配分に注意しましょう。

入試対策

典型的な問題を一通り学習しておく必要があります。まずは苦手な分野を克服し、数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bの教科書章末レベルの問題を手早く確実に解けるように練習しておきましょう。これが駒澤大学の数学で得点するための基盤となります。その上で、出題率の高い数学A「場合の数・確率」、数学Ⅱ「図形と方程式」、「微分法と積分法」は重点的に演習をしておきましょう。

日頃の学習においては、計算技量と図形把握能力の向上を意識するとよいでしょう。計算の際は、なるべく早く正確に処理することを意識し、図形問題に取り組む際は、なるべく正確な図を描き、図形的な特徴の把握に努めると数学力に繋がります。

これらを実践した上で、さらに、複数分野に跨がっている問題の対策を行うことが受験勉強の仕上げとなります。一つの大問の中で、数学Ⅱを中心に複数分野(微積分 + 図形と方程式など)の知識について問われることがあります。設問の一つ一つは複雑な出題ではないものの、融合して出題されることで大問全体として、難しい問題に見えてしまいやすく、苦手分野がある者にとっては得点しづらいため、まわりの受験生に差をつけられてしまうこととなります。このような融合問題では出題方法に慣れておくことが大切です。

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数学医療健康科学部

出題傾向・内容

「数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B(数列)」から出題されます。
例年、数学Ⅰ、数学Ⅱからの出題が多く、剰余の定理や直線のなす角など、盲点となりやすい項目からも出題されています。いままで、数学Ⅰ『データの分析』の出題が見られないことも特徴の一つです。

難易度

入試標準レベルの問題が多く出題されています。しかし、関数と図形との複合問題など基本的な演算処理を前提とした応用問題も見られます。試験時間に対して、分量が多いので、高い計算処理能力が求められます。

出題形式

大問3題で、大問Ⅰは独立した小問3~4題から構成されています。
全体的に、マークセンス方式の出題ですが、短答式の問題なども含まれることがあります。マークセンス方式では、2桁の空欄に1桁の答えを埋めるような場合もあり得るため、事前に確認しておくとよいでしょう。

試験時間

試験時間は60分。
難易度を踏まえると、決して易しくはないでしょう。微積分や三角関数、指数・対数関数など計算量が多いものも多数見られますので、1問に時間を割きすぎることのないように注意しましょう。

入試対策

近年は教科書の章末問題レベルの問題が出題されていますが、難問と言える問題はほとんど出題されません。まずは教科書の典型的な問題とその解き方を理解し活用できるよう繰り返し練習しましょう。その中でも出題頻度の高い数学Ⅱに関しては、公式の導入方法や用途はもちろんのこと、応用問題までしっかりと学習しておきましょう。また、場合分けや計算量が多くなる問題もあります。日頃から問題の計算を最後まで行い、計算力を鍛えておきましょう。

大問Ⅰの小問集合は典型的な問題が多数見られます。各単元で出てきた公式や章末問題の解法を思い出しながら解きましょう。一方で応用的な問題も出題されるため、過去問や教科書の応用問題集・標準的な受験問題集などもしっかりと練習しておきましょう。

大問Ⅲでは、座標平面や、グラフで囲まれた部分の面積を積分により求めるものなど、図形問題や微分法・積分法が出題されます。まずは微分法・積分法を習得し、接線の方程式や面積を求める問題などの解法を理解しましょう。さらに、図形的な考察ができるよう、さまざまな図形問題の演習が必要になってきます。融合問題では、苦手分野がある者にとっては得点しづらく、まわりの受験生に差をつけられてしまうこととなります。そのため最終的には、複数分野に跨がっている問題の対策を行うことが受験勉強の仕上げとなります。

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物理

出題傾向・内容

大問3つの構成であり、例年力学と電磁気から1題ずつ出題され、残りの1題は熱力学・波動・単位系の知識など他のテーマからの出題です(2014年は電磁気の出題なし)。出題範囲は物理基礎は「全範囲(近年原子からの出題はなし)」、物理は「様々な運動(熱力学を含む)、波、電気と磁気」からの出題です。

難易度

基礎から標準レベルの出題であり、各分野の基礎理解を試す問題が中心です。
大部分の問題は教科書レベルの問題演習で対応可能な難易度です。

出題形式

大問Ⅰはマークセンス方式、大問Ⅱは文章空欄補充の答えのみの記述式、大問Ⅲは途中経過(計算式や考え方)を記す完全記述式での出題です。

試験時間

60分。問題の難易度と問題量を考えると試験時間は適切です。
大問Ⅲが完全記述式のため、大問Ⅲに解答時間を多く確保したいところです。

入試対策

出題される問題は基本的なものが多く、教科書レベルの知識・理解が試されています。教科書の例題や章末問題を自力で解けるよう問題演習に取り組みましょう。特に、例年3題中1題ずつ(計2題)出題されている力学と電磁気は、どの単元でも解答できるよう入念に準備しておきたいところです。残り1題にも対応できるよう、波動や熱力学も基本事項はしっかりおさえておきましょう。

大問Ⅲの完全記述式の解答に困難を感じる受験生が多いかもしれませんが、設問は基本的なものが中心であり、難しい内容ではありません。日頃から途中経過を記述する答案作成を意識した学習をしておくことが重要です。問題を解くにあたってどのように考え(基本法則や物理量の定義など何を用いるか)、どのような立式になり、どのような結果が得られるのかを簡潔に解答できるようにしておきましょう。また、落ち着いて解答するためにも大問Ⅲの時間配分を多くとり、大問Ⅰ・Ⅱは手早く解答できるようにしておきたいところです。

大問Ⅰを中心に、数値計算の問題が例年出題されています。文字式の計算だけでなく、数値の結果まで試験時間内に解答できるように、数値計算のある練習問題にも取り組み、物理特有の計算を簡単にする工夫も活用できるようにしておきましょう。

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化学

出題傾向・内容

全問を通じて、化学基礎、化学の全範囲から出題されます。大問Ⅰは化学基礎、化学の全範囲から幅広く出題、大問Ⅱは化学基礎全般と化学の理論分野から出題され、大問Ⅲ、Ⅳは年度によりますが、化学の理論分野、有機化学の分野から出題される傾向があります。大問Ⅲには無機物質を絡めた問題が含まれることもあります。

難易度

知識問題・計算問題ともに、基礎〜標準レベルですが、細かい知識や正確な計算力を問われることもあります。大問Ⅲ、Ⅳに関してはリード文を読んで解答する問題ですが、一つ一つの設問は標準的なものが多いです。

出題形式

大問Ⅰ、Ⅱはマークセンス方式、大問Ⅲ、Ⅳは記述式がメインです。選択肢問題の場合、複数の選択肢を解答するものや、「誤りを含むもの」を解答するものもあるので問題文をよく読みましょう。また、大問Ⅲ、Ⅳについては、グラフが使われていたり、実験に関する出題もあるので、教科書等でチェックしておくとよいでしょう。

試験時間

60分です。計算問題の数を考慮するとやや時間的に厳しい場合があります。1つの問題に時間をかけすぎず、計算問題は素早く、正確に解く練習をしておくとよいでしょう。

入試対策

どの分野においても、教科書をよく読み、細かい知識まで正確に身につけましょう。特に物質の名称や化学式、反応式、有機化合物の構造式は必須と言えます。さらに、さまざまな物質の性質が問われることも多いので、教科書の章末問題や教科書傍用問題集等をたくさん解き、覚えられていなかったものはノートなどにまとめておくと反復学習しやすいです。

計算問題については、日頃から手計算をし、スピードと正確さを身につける練習をしましょう。計算問題を間違えた場合は、考え方を間違えていたのか、立式を間違えていたのか、計算ミスをしたのかなど、必ずどこで間違えたのかチェックし、自分の弱点を把握しておくと徐々にミスをしにくくなります。なお、有効数字の扱いも身につけておく必要があります。

長文の問題などは慣れていないと予想以上に時間がかかる可能性があるので、教科書の章末問題だけでなく教科書傍用問題集等を用いて経験を積んでおきましょう。特に金属イオンの系統分離や有機化合物の実験の問題は、知識のアウトプットのよい練習になります。過去問を解く際は必ず時間を計って解きましょう。このとき、解き終わったら終了するのではなく、余った時間は見直しをするなど、本番同様のやり方で進めると効果的です。

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生物

出題傾向・内容

出題範囲は「生物基礎の全範囲、生物(生物の進化、生命現象と物質、遺伝情報の発現と発生、生物の環境応答)」です。中でも特に「生物(生命現象と物質、生物の環境応答)」は頻出傾向にあります。
出題内容は知識問題が中心となっており、基本的な実験考察や計算問題も毎年出題されています。

難易度

全体を通じて基本的な問題で構成されているため、教科書の内容をしっかりと理解していれば十分対応できるでしょう。高得点での競い合いになる可能性が高いため、とりこぼしのないように丁寧な解答を心がけましょう。

出題形式

大問5題。出題形式は基本的にマークセンス方式で、文章中および模式図中の空欄補充や、短文の正誤判定などが中心の出題です。過不足なく選択する問題が複数出題されており、曖昧な知識では対応できないため、正確な知識が必要となります。また、例年1〜2問は生物用語や数値、式を答えさせる記述式の問題も見られます。

試験時間

60分。問題の難易度と分量を考えると、試験時間内に解答できるでしょう。
ただし、時間に十分な余裕があるとは言えません。特定の問題に時間をかけ過ぎることなく、時間配分にも注意して取り組みましょう。

入試対策

基本的な知識問題が大半を占めているため、まずは出題範囲の教科書の内容を正確に理解し覚えることが最重要です。要点のまとめなどを行いながら、教科書で太字になっている用語を中心に学習を進めましょう。その際、周囲の説明をよく読んで、用語の意味を正しく理解するとともに、周辺事項と関連づけると記憶が定着しやすくなります。一通り内容をおさえたら、曖昧な知識では答えられない正誤判定問題などに対応するためにも、生物用語を簡単に自分で説明できるようにしておくとよいでしょう。

入試では思考力を問う問題も数問出題されていますが、初見の資料や実験を解析・考察する高度な問題ではなく、すべて教科書で取り扱いのある内容をもとにした基本的な計算問題や実験考察問題です。したがって、教科書や図説の実験や観察も隅々まで読みこんでおくとよいでしょう。

知識や理解の定着は、繰り返し覚えることだけでなく、問題演習を通じてアウトプットすることによって、より確実なものになっていきます。教科書傍用問題集などの基本~標準レベルの問題集に数多く取り組み、基本的な知識を確実に習得しましょう。また、直前期には過去に出題された問題を制限時間内で解く練習をし、出題内容や形式を確認するとともに、時間配分などを把握することも重要な対策になるでしょう。マークセンス方式の問題にも取り組み、十分に慣れておきましょう。

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世界史

出題傾向・内容

西洋史は古代から近代まで広い時代・地域が出題され、東洋史は中国史中心です。戦後史からの出題は相対的に少ない傾向があります。また、2024年度全学部統一日程選抜のように「貨幣史」「史学史」等、テーマ史の出題も見られます。
出題分野はオーソドックスな政治史や経済史の出題が多いですが、文化史が固まって出題されることもあります。

難易度

ほとんどの問題は標準的な知識で解答が可能です。設問45問のうち、2~3問程度はやや難しい用語が出題されますが、そこでは差がつかないと思われます。日程・年度による難易度のばらつきも大きくありません。

出題形式

大問が3つで、大問1つに小問15問、合計で小問45問という構成が多いです。
全学部統一日程選抜は全問マークセンス方式で、文章中の空欄に入れる語を[語群]から選ぶ空欄補充問題が40問、正誤文判定問題が5問です。
T方式・S方式はマークセンス方式の空欄補充問題が40問、語句記述問題が5問です。

試験時間

60分で、問題の分量から考えると十分な余裕があります。
余った時間はケアレスミスの見直しや、T方式・S方式であれば漢字の確認などに使うとよいでしょう。

入試対策

まずは教科書・用語集・資料集や参考書等を用いて歴史の基本的な流れと用語を覚え、市販の問題集等で知識を確認していくとよいでしょう。難易度の項目にも書いたように、難しい用語はほとんど出題されていませんから、無理に細かい用語を覚える必要はありません。

ある程度知識の習得が進んだら、駒澤大学の過去問をできるだけ解いておきましょう。日程による傾向や難易度に差がほとんどないので、自分が受ける日程以外の過去問も解いておくと大いに参考になります。
特に2月7日や2月8日に受ける人は、手前の日程の問題は必ず解いておきましょう。入試問題の大半を占める空欄補充問題では、同じ番号の空欄が複数あるとき、初めの空欄では解答が難しく、後から出てくる空欄の周囲に大きなヒントがあるという仕掛けがたまに見られます。過去問を多く解いて、こうした問題の解き方にも慣れておきましょう。

T方式・S方式で出題される語句記述問題では、「虎門寨追加条約」「上京竜泉府」「皇輿全覧図」等が漢字指定で出題されています。中国史の漢字はうろ覚えとせず、正確に書けるようにしておきましょう。

一方、全学部統一日程選抜の正誤文判定問題は、選択肢の誤りの箇所が明確で、難易度は高くありません。ただ、2024年度は正しいものを「すべて」選ぶことが求められ、従来に比べ正答のハードルが上がりました。共通テスト対策の問題集なども利用して、練習量を確保しましょう。

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日本史

出題傾向・内容

大問4つの構成で、原始・古代~近現代の範囲で満遍なく出題されます。
分野も政治・外交・社会経済・文化と幅広く出題され、特に文化史には一定の比重が置かれる傾向があります。また、例年、史料による出題があることが特徴です。
写真や地図、グラフなどの視覚資料を用いた出題が見られる場合もあります。

難易度

おおむね標準的な難易度です。
入試頻出の重要な人物名や事件名などが問われることが多いので、標準的な知識の完成度が試されるでしょう。ただし、一部で細かい知識や理解が問われる問題も出題されます。

出題形式

マークシートによる記号選択および語句記述です。ただし、全学部統一日程選抜はすべてマークセンス方式です。
他の一般選抜T・S方式についても、マークセンス方式の割合が高く、語句記述問題は数問となります。
設問の多くは、文章中の空欄に入る適切な語句を語群から選ぶ形式ですが、2~4文の正誤判定問題や年代並び替え問題なども出題されます。

試験時間

60分。スムーズに解答すれば、大問1つにつき10分ほどで解き進め、残りの時間をマークシートなどの見直しにあてることができるでしょう。時間にはおそらく余裕があるので、落ち着いて解答しましょう。

入試対策

空欄補充で語句やその説明を問う形式が多く出題されるので、まずは教科書の太字語句を中心に歴史用語の整理を徹底することが重要になります。その際に、やみくもに用語を暗記するのではなく、時期や関連事項を含めて用語の内容をしっかりと理解するように心がける必要があります。特に時期については、詳細な年代の把握が求められる場合もあるので、よく注意しておきましょう。

実際の問題では、文章や史料の中に空欄が設けられて語句が問われることになりますが、せっかく用語を知っていても、その前後関係が理解できていないと解答できないということになりかねません。教科書の説明を読みこむとともに、市販の一問一答問題集などを使って用語の知識・理解を繰り返し確認しましょう。なお、解答は大半が語群の中から選ぶことになりますが、ランダムに並ぶ語群から探すよりも前に自分で思いつけることが理想的です。過去問を使って形式に慣れつつ、間違えた問題などの復習を重ねていきましょう。

正誤判定問題や年代並び替え問題には応用的な問題もあるので、教科書を軸に理解を深めておくとよいでしょう。また、史料問題への対策として、教科書や史料集に掲載されている史料にはできる限り目を通しておくのがよいです。初見史料も出題されますが、いわゆる頻出史料からの出題が多くあります。史料の空欄補充はやや難しいものもあるので、対策によって差をつけることができるでしょう。

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地理

出題傾向・内容

系統地理分野、地誌分野ともに年度によって出題される分野や地域が異なり、バランスよく出題されています。用語や地名等の基礎知識を問う問題が半数程度を占め、他には図表を用いた統計資料に関する問いも多く出題されます。地理的思考力を問う良問が多い一方、やや細かい知識を問う問題も一部にみられます。

難易度

標準的な難易度です。教科書や資料集の範囲からの出題がメインで、単純知識で解ける問題も多いですが、統計問題や正誤問題は思考力がないと正解できません。実力差が点数差に反映されやすい問題構成です。

出題形式

一般選抜T・S方式、全学部統一日程選抜ともに大問3題の構成で、その内訳は系統地理が2問、地誌が1問となっています。
一般選抜T・S方式は大半が4~6択の選択式問題ですが、短答の記述問題も数問出題されます。20~40字程度の論述問題が出題されることもあります。
全学部統一日程選抜は全問選択式問題です。

試験時間

一般選抜T・S方式、全学部統一日程選抜ともに60分です。
問題数に対して時間がやや多めなので、一問一問丁寧に解きましょう。見直しも手を抜かないようにしましょう。

入試対策

①教科書、資料集での学習

教科書、資料集の内容を理解することは、駒澤大学の入試対策に限らず必須です。地理用語の定義や使われ方を身につけましょう。資料集では、写真や図表から視覚的に勉強しましょう。

②統計資料、地図帳での学習

駒澤大学の入試問題では、山脈、川、都市、国などの名称を答えさせる問題が頻出です。地図帳を見る習慣をつけて対策しましょう。

国名を答えさせる問題は、東南アジア、アフリカ、東欧など、学習が手薄になりやすい地域が狙われることが多いです。国名と位置を一致させることは、地理において必須です。一朝一夕で身につくものではないので、入試までに間に合うよう普段から学習を心がけましょう。

また、統計を用いた問題も頻出です。統計資料に目を通すことはもちろん、統計資料の数値や順位の背景を考える習慣をつけて、統計資料から学びを得られるとよいでしょう。

③問題集を用いた学習

駒澤大学の問題は選択式や短答の基本的な問題が多いです。インプット学習が一通り終わったら、問題集を用いてアウトプット学習に切り替えましょう。問題集は、駒澤大学の傾向に近い選択式や短答問題が中心のものを選びましょう。問題集を一周し終わったら、誤答が多い分野を重点的に復習しつつ、二周目に取りかかり、弱点分野をなくしていきましょう。

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政治・経済

出題傾向・内容

政治分野はおおむねオーソドックスな出題で、民主政治の基本原理・政治体制から、明治憲法と日本国憲法、基本的人権、日本の政治機構までが出題の中心です。他方、経済分野の出題内容は多彩で、教科書の全範囲から出題されます。政治分野・経済分野とも、問題文の記述をよく読み、落ち着いて判断する力が求められています。

難易度

教科書の本文中に太字で示されるような基本用語の出題が大半です。しかし(特に経済分野では)新聞に掲載されるような、やや専門的な事項の出題も見られます。
トータルで見ると、難易度は標準的であると言えます。

出題形式

政治分野2、経済分野2の4問題で構成。
T方式・S方式では、用語の記述も求められます(「~字以内」という論述問題なし)。
マーク式の問題は基本的に、問1が本文中の空欄を補充する選択問題で、問2以降は正誤判断の問題など。正しい記述をすべて選ぶ組合せ問題も頻出です。2024年度は、計算問題も出されました。

試験時間

60分。問題は基本的に6設問(問1~6)ずつの4問題からなるので、1問題につき15分を目安に時間配分しましょう。
設問の総数は、他の私大入試よりも少ない傾向にあるので、焦らず確実に解答しましょう。

入試対策

まず、基礎力となる基本事項の理解から確実に。教科書や用語集のほか、電子辞書なども利用し、理解が曖昧なことをすぐ調べる習慣をつけましょう。また折に触れて、憲法の条文を読むことも大切です。

次の段階は、ひたすら過去問などの問題演習です(駒澤大学の過去問のほか、共通テストなども役立ちます)。これにより、単に知識量を増やすだけでなく、インプットした知識をアウトプットする訓練も積んでおきましょう。特に政治分野で頻出する歴史的な出題に備えて、復習用に日本史や世界史の教科書や用語集があると便利かもしれません。

2024年度の全学部統一日程選抜で、付加価値に関する、計算が絡む出題がなされました。特に経済分野では計算が絡む問題が出やすいので、信用創造、比較生産費説(特化後)などさまざまなパターンに慣れておく必要があります。ひたすら問題演習・復習を積み重ねましょう。

最後に、入試へのアドバイスを。①問題の選択肢に似ている用語が並べられるので、区別できるよう、類似の用語・事項をまとめるとよいでしょう。②知らない用語が出てきても、何とか意味を推測して、思考力をつけましょう(復習して知識を増やすことも忘れずに)。③試験時間60分に対して設問数が多くないので、決して焦ることなく、しっかりと考え、確認した上で答えましょう。駒澤大学の過去問を1問題につき15分を目安に解いてみれば、意外と時間に余裕があることがわかるでしょう。

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情報

出題傾向・内容

「情報の科学」(2025年度からは「情報Ⅰ」)のさまざまな分野から出題されてきました。
頻出分野はプログラミング・モデル化とシミュレーション・データベース・情報通信ネットワーク・情報セキュリティ・コンピュータの構成・基数変換・知的財産権でした。また、ワクチン接種や音楽など、身近なテーマを題材とする傾向がありました。

難易度

全体的に基本レベルの問題が多く出題されています。
問題文を丁寧に読みこんで正しく理解し、誘導に従って考えれば、きちんと正解を導き出せます。ただし、煩雑な計算を求められたり、正しくないものをすべて選ばせる、答えの数がわからない難問が出題されることもあります。

出題形式

すべてマークセンス方式で、幅広い分野から教科書レベルの知識問題や計算問題を中心に出題されてきました。
プログラミングは、処理手順やその実行結果を問う問題が出題され、配列は二次元配列まで出題されました。また、不具合のある箇所を見つけ、修正させる問いもありました。
モデル化とシミュレーションは、現実的な事象をモデル化し、数式や表を見ながら、誘導に従って結論を正しく導き出せるかが問われました。

試験時間

試験時間は60分と、問題の分量や難易度に対して比較的余裕があります。教科書レベルの問題は短時間で処理し、考察の必要な問題に十分な時間を残せるようにしましょう。

入試対策

教科書の例題などを通して苦手な分野を残さないようにしましょう。また、基数変換などの問題は頻出なので、解き方を理解し、十分に問題演習をして定着させましょう。データベースの問題は、選択や射影、複数の表の結合などが頻出ですので、問題演習だけでなく、実際にデータベースを正規化するなど、操作して知識を定着させるとよいでしょう。

プログラミングの問題では、プログラムが日本語を含んだ文章(擬似コード)で記述されてきました。「くり返し」や「もし(条件分岐)」などの手順を理解し、1行ずつコードを読み取りながら、変数の値がどのように変化するかなどを確認する練習をしておきましょう。駒澤大学の問題と同様に、プログラムが日本語を含む文章で記述される、大学入学共通テストや大学入試センター試験の「情報関係基礎」の問題に取り組むのも有効です。また、五線譜の読み取りなど「一般常識」を身につけていると有利になることがあります。

モデル化とシミュレーションの問題は、問題文の条件を整理し、実際に手を動かしてシミュレーションをして、その結果を解釈することが求められてきました。まずは過去問演習を通して、問われている内容をきちんと読み取る訓練をしておきましょう。また、時折煩雑な計算問題が出題されてきたため、数学で習う数列の公式などの確認も含め、計算力をしっかり身につけましょう。

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