2026年度以降の
入学者選抜について

更新日:2025年3月31日

2026年度(令和8年度)入学者選抜変更点

選抜方式 学部・学科 変更区分 変更内容等
全学部統一日程選抜
一般選抜(T方式)
一般選抜(S方式)
大学入学共通テスト利用選抜
全学部 変更 2026年度一般選抜においては、新教育課程(平成30年3月告示の高等学校学習指導要領に基づく教育課程)に対応した出題方針となります。
大学入学共通テスト利用選抜 全学部 廃止 大学入学共通テストにおける利用科目のうち「旧教育課程科目(平成21年 3月告示の高等学校学習指導要領に基づく教育課程)」を削除。
自己推薦選抜
(特性評価型)
文学部 英米文学科 新規導入 ■選考方法
第1次試験 【出願書類】・【事前課題】
第2次試験 【面接・口頭試問】
■出願資格
以下の①~③の条件をすべて満たす者。
①日本国内の高等学校を2026年3月卒業見込みの者(2026年度内卒業者を含む)
②下記の推薦条件のいずれかを満たす者
③本学への入学と勉学に強い意欲を持ち、学科(専攻)のアドミッション・ポリシーを理解し、専願とする者(合格後は、本学に入学することを条件とする)。
■推薦条件
1.次の各種検定試験で基準以上の成績を修めた者
①日本英語検定協会の実用英語技能検定2級以上(従来型、新方式いずれも可)
②TOEFL iBT ® スコア54以上
③TOEIC ® L&R 600以上(公開テスト、IPテストのいずれも可)
④TOEIC ® L&R及びS&W 850以上(公開テスト、IPテストのいずれも可)
⑤日本国際連合協会の国連英検試験B級以上
⑥GTEC 1060以上(CBTタイプに限る)
⑦TEAP 220以上(4技能)
⑧IELTS 4.5以上 ※Academic Module オーバーオール・バンド・スコア
※次のいずれかに該当する場合、出願書類(書類審査)において加点対象とする
(出願資格には該当しない)
①特殊技能(例えば、各種スポーツ全国大会入賞等)を有する者
②学術・芸術・文化の分野において特に優れた能力(例えば、社会的評価の固まっている公募展、弁論大会入賞等)を有する者
③各種社会活動において顕著な功績(例えば、ボランティア活動に関するNPO証明書保有者等)を有する者
自己推薦選抜
(特性評価型)
文学部 歴史学科 変更 下記、取り消し線部分削除
1.下記のいずれかに該当する者
①特殊技能(例えば、各種スポーツ全国大会入賞等)を有する者
[注]本学のスポーツ推薦選抜対象種目
(サッカー・陸上競技=長距離・硬式テニス・剣道・硬式野球・空手道・相撲・バレー ボール・卓球・体操競技・ボクシング・ゴルフ・アメリカンフットボール・柔道・バスケットボール)は除く。

② 学術・芸術・文化の分野において特に優れた能力
(例えば、社会的評価の固まっている公募展、弁論大会入賞等)を有する者
③ 各種社会活動において顕著な功績
自己推薦選抜
(特性評価型)
A方式
グローバル・メディア・スタディーズ学部 変更 出願資格の対象となる資格・検定試験の変更
【変更前】⑮ニュース時事能力検定2級以上
【変更後】削除
——————————————
1.卒業年次1学期(または前期、ただし2024年度内卒業者は卒業時)までの全体の学習成績の状況が3.2以上
2.下記(1)~(3)のいずれかに該当する者
(1)下記の技能試験で基準以上の成績を修めた者
① ケンブリッジ英語検定 140以上
② 日本英語検定協会の実用英語技能検定 1950以上(英検(従来型)、英検S-CBT、英検CBT、英検S-Interview いずれも可)
③ GTEC 930以上[CBTタイプ/検定版(Advanced)]
④ IELTSTM 4.0以上(Academic Module オーバーオール・バンド・スコア)
⑤ TEAP 225以上(4技能)
⑥ TEAP CBT 420以上
⑦ TOEFL iBTRTEST 42以上(「TOEFL iBTRHome Edition」の成績も可)
⑧ TOEICRL&R TEST 550以上(公開テスト、IPテストのいずれも可)
⑨ 日本数学検定協会の実用数学技能検定試験準1級以上
⑩ 情報処理推進機構(以下IPAと表記)の基本情報技術者試験に合格した者
⑪ IPAの応用情報技術者試験に合格した者
⑫ IPAのITパスポート試験に合格した者
⑬ 全国商業高等学校長協会(以下全商と表記)の情報処理検定試験1級(ビジネス情報部門)
⑭ 全商の情報処理検定試験1級(プログラミング部門)
⑮ ニュース時事能力検定2級以上(削除)
(2)学術・芸術・文化の分野において特に優れた能力を全国大会レベルで発揮している者
(3)各種社会活動において顕著な業績(国際交流やボランティア活動など)を修めた者

2026年 一般選抜出題科目の概要・メッセージ

国語 「現代の国語, 言語文化」(*漢文を除く)

高等学校の教育課程において修得した基礎学力を重視します。2026年度一般選抜の試験問題は、漢字、近代以降の文章、古文を出題し、漢文は出題しません。近代以降の文章・古文ともに、基本的な読解力や知識を問うことを軸にして、「思考力・判断力・表現力」を問う問題が出されます。複数の文章を読み比べて思考を深めたり、生徒の対話を通じて読み解いたことを判断したりするなど、問題形式も様々です。
また、漢字は単に読み書きの能力を問うばかりでなく、四字熟語や慣用表現を問う場合もあります。日ごろから、日本語への関心を高く持っておいてください。 受験生の皆さんは、まず教科書の内容をしっかりと理解したうえで、過去問題などを活用して問題演習を十分に行ってください。

国語(グローバル・メディア・スタディーズ学部独自問題)
「現代の国語, 言語文化」(*古文・漢文を除く)

高等学校の教育課程において修得した基礎学力を重視します。
2026年度一般選抜の試験問題は、原則としてこれまでの出題傾向と大きく変わりません。漢字や熟語などの基本的な国語力だけでなく、「思考力・判断力・表現力」を測るため、現代のメディアや情報、そしてグローバル社会の様々な事象について、客観的に把握する能力、論理的に考える能力を問う出題を予定しています。
受験生の皆さんは、まず教科書の内容をしっかりと理解した上で、過去問題などを活用して問題演習を十分に行ってください。また、それだけにとどまらず、日頃から、新聞、雑誌、書籍を読む習慣をつけ、国内外の出来事に幅広く興味を持ち、それらをもとに自ら考える力を養うように心がけてください。

日本史 「歴史総合,日本史探究」

高等学校の教育課程において修得した基礎学力を重視します。一般選抜において「日本史」を選択される方は、高等学校で「歴史総合」「日本史探究」を履修しておくことをお勧めします。受験生の皆さんは、まず教科書の内容をしっかりと理解したうえで、過去問題などを活用して問題演習を十分に行ってください。
2026年度一般選抜の試験問題は、原則としてこれまで実施してきた問題の傾向と大きくは変わりません。また、知識を問う問題だけでなく、「思考力・判断力・表現力」を測るため、資料(史料)を読ませたり、多角的に理解を問うたりする問題は、今後も継続して出題する方針です。
そのような出題傾向に対しては、教科書や用語集を使って勉強することが基本です。ただしその際、教科書本文のゴチック体(太字)だけでなく、補注、図表、地図、統計などにも目を通しておくことが重要です。その際は単なる暗記ではなく、歴史の展開過程を因果関係に基づいて説明できるよう、それを目指して勉強してください。そうすれば、結果的に、歴史の勉強が楽しくなるはずです。

世界史 「歴史総合,世界史探究」

高等学校の教育課程において習得した基礎学力を重視します。一般選抜では、高等学校の「歴史総合」と「世界史探究」が扱う範囲から出題されます。
問題では、知識だけではなく「思考力・判断力・表現力」が問われます。用語の単純な意味を問う問題のほか、歴史的な事象を時系列に沿って把握しているかどうかを問う問題、現代的な諸課題の形成にかかわる近現代の歴史を史資料の読解に基づいて理解できているかどうかを問う問題、用語を正しく書くことを問う問題などの出題を予定しています。大問の構成や記述式問題の配分などの出題形式については過去問題が参考になります。
受験生の皆さんは、まず教科書の内容をしっかりと把握した上で、山川出版社の『山川歴史総合用語解説』や『世界史用語集』などで基本事項の理解が定着しているかどうかを徹底的に確認してください。その上で、過去問題などを活用して十分な問題演習を行ってください。

地理 「地理総合,地理探究」

高等学校の教育課程において修得した基礎学力を重視します。2026年度一般選抜の試験問題は、高等学校の「地理総合」と「地理探究」があつかう範囲から出題されます。知識を問う問題だけでなく、「思考力・判断力・表現力」を測るため、地図や統計表等から総合的に判断して読み取った情報を、文章や地図・グラフ等で表現して解答する問題や、解答を導くために計算を要する問題の出題も予定しています。
受験生の皆さんは、まず教科書や地図帳の内容をしっかりと理解したうえで、過去問題などを活用して問題演習を十分に行ってください。

公共,政治・経済 「公共,政治・経済」

高等学校の教育課程において修得した基礎学力を重視します。一般選抜において「公共、政治・経済」を選択される方は、高等学校で「公共」および「政治・経済」を履修しておくことをお勧めします。2026年度一般選抜の試験問題は、原則としてこれまで実施してきた問題の傾向(政治50%:経済50%)と大きくは変わりません。また、知識を問う問題だけでなく、「思考力・判断力・表現力」を測るために、教科書や資料集の表・グラフから総合的に判断するような問題や、社会に対して興味を持っているか否かを測るために、新聞・ニュースからの時事問題を部分的に出題する可能性もあります。受験生の皆さんは、まず教科書の内容をしっかりと理解した上で、過去問題などを活用して問題演習を充分に行ってください。

数学 「数学Ⅰ,数学Ⅱ,数学A,数学B (数列) 」

従来通り、数学についての基礎的な知識・計算力・思考力を受験生に求めます。特に、問題を読解し、論理的な思考により、正しい答えを導く応用力を重視しています。高等学校の教育課程において修得した基礎学力を重視します。
受験勉強に際しては、教科書を全て理解し、練習問題・章末問題を自力で解けるようにしておくと良いでしょう。更に、教科書のコラムや発展的な話題について知っておくことは損にはならないと思います。受験生の皆さんは、まず教科書の内容をしっかりと理解したうえで、過去問題などを活用して問題演習を十分に行ってください。
記述式の問題では、数式やグラフを描くことで、数学的な表現力を測る問題もあります。グラフについては、軸の目盛りやグラフとの交点、極大・極小点等の座標を記入するようにしてください。

数学(医療健康科学部独自問題) 「数学Ⅰ,数学Ⅱ,数学A,数学B (数列) 」

高等学校の教育課程において修得した基礎学力を重視します。出題される問題は、入学してから学習する専門科目で必要となる基本的な計算力、数学的な思考力を問うものです。そのため高等学校で学習した基本的な知識を柔軟に応用できれば解ける問題です。
問題は大問が3題出題され、マークセンス方式によって答えを選択解答する形式の問題と答えのみあるいは答えを導く過程を含めて記述解答する形式の問題が出題されます。マークセンス方式の問題は小問に分かれており、出題範囲から基本的な問題がまんべんなく出題されます。
受験生の皆さんは、まず教科書の内容をしっかりと理解した上で、過去問題などを活用して問題演習を充分に行ってください。

物理 「物理基礎, 物理(様々な運動、波、電気と磁気) 」

高等学校の教育課程において習得した基礎学力を重視します。令和8(2026)年度一般選抜の試験問題は、原則としてこれまで実施してきた問題の傾向と大きく変わりません。出題範囲全般について、特定の分野に偏ることなく学習することが大切です。解答のみの記述式問題については、解答すべき内容を問題文からきちんと判断して解答できることが求められます。単位を含めて記述する必要があるかないか・有効数字は何桁で解答すべきか等、問題文から判断することが求められます。解答に至る過程を含めて記載する記述式問題については、根拠となる考え方をきちんと解答文に記述する必要があります。
受験生の皆さんは、まず教科書の内容をしっかりと理解した上で、過去問題などを活用して問題演習を充分行ってください。単に解答を覚えるのではなく、それぞれの問題について、解答に至る考え方を理解することが重要です。

化学 「化学基礎,化学」

高等学校の教育課程において修得した基礎学力を重視します。一般選抜において「化学」を選択される方は、高等学校で「化学」を履修しておくことをお勧めします。
2026年度一般選抜の試験問題は、原則としてこれまで実施してきた問題の傾向と大きく変わりません。高校で学んだ化学基礎・化学の範囲内で、その原理、法則が十分に理解されているか、それらの原理、法則を使って物質の構造、性質、変化の仕方およびそれに伴う量的変化を筋道立てて説明または計算することが出来るかを問う問題が中心となります。
受験生の皆さんは、まず教科書の内容をしっかりと理解したうえで、過去問題などを活用して問題演習を十分に行ってください。

生物 「生物基礎,生物」

高等学校の教育課程において習得した基礎学力を重視します。一般選抜において「生物」を選択される方は、教科書の出題範囲をよく読んで勉強してください。
2026年度一般選抜の試験問題は、原則としてこれまで実施してきた問題の傾向と大きく変わりません。教科書本文の基本的内容を理解した上で、囲み記事や欄外の注釈などにも目を通してください。細かい用語をやみくもに暗記するのではなく、個々の知識を章ごとのテーマにそって体系づける訓練をするとよいでしょう。試験問題は教科書の章末問題程度の基本的な知識を問うものを中心に、やさしいものからやや難しいものまで取り混ぜてあります。まず、教科書の内容をしっかりと理解した上で、過去問題などを活用して問題演習を充分に行ってください。

情報 「情報Ⅰ」

高等学校の教育課程において修得した基礎学力を重視します。一般選抜において「情報」を選択される方は、高等学校で「情報Ⅰ」を履修しておくことをお勧めします。
2026年度一般選抜の試験問題は、原則としてこれまで実施してきた問題の傾向と大きく変わりません。コンピュータにおける情報の表し方や処理の仕組み、情報通信ネットワークの仕組みなどの基本事項に関する知識を問う問題だけでなく、「思考力・判断力・表現力」を測るため、アルゴリズム(処理手順)や問題のモデル化など、論理に沿って結論を導き出す手順の実装に関する問題の出題を予定しています。
受験生の皆さんは、まず教科書の内容をしっかりと理解したうえで、過去問題などを活用して問題演習を十分に行ってください。

英語 「英語コミュニケーションⅠ, 英語コミュニケーションⅡ, 論理・表現Ⅰ」

高等学校までに学習した英語の基礎的な項目の定着度とその知識を運用する力を確認する問題となっています。
2026年度一般選抜の試験問題は、原則としてこれまでの傾向と大きくは変わりません。英語の基礎力の知識を問うことに加え、「思考力・判断力・表現力」を測るための設問も出題されます。様々な形式の英語の文章をきちんと理解することに加え、理解した内容をさらに応用する問題も出題する予定です。
受験生の皆さんは、教科書の内容をしっかり理解し、その知識を運用できるようにしてください。その上で、時間配分も考慮しながら、過去問題等で問題演習を行ってください。

英語(グローバル・メディア・スタディーズ学部独自問題)
「英語コミュニケーションⅠ, 英語コミュニケーションⅡ, 論理・表現Ⅰ」

高等学校の教育課程において修得した、基礎学力を重視します。具体的には、

  1. ① 英文の大意を把握し、重要事項を読み取る力、
  2. ② 英語で提示された図表から、情報を読み取る力、
  3. ③ 空所に適語を補い、適切な英文を完成させる力、
  4. ④ (書かれている)会話文を理解し、適切な応答文がどれかを判断したり、空所に適語を補って会話文を完成させたりする力、等を測る問題の出題を予定しています。

上記①~④はいずれも高校英語で修得する英語の範囲内の出題となります。
受験生の皆さんは、まず教科書の内容をしっかりと理解した上で、過去問題などを活用して問題演習を充分に行ってください。

top