先輩たちのその先のステージ

KOMAZAWA Next Stage

「大好きな自動車メーカーに関わりたい」
夢を叶えた今、学科とサークルでの
学びが活かされています。

小野 将弘 さん
2023年3月卒業
経営学部 経営学科 
→ しげる工業株式会社

今起こっている様々な社会問題を認識し、状況に応じて対策を考え、最良な選択ができるよう、社会で必要とされる知識や能力を身につけたいと思いました。経営学という幅広い学びの中から、自分の強みを見つけられるのではないかと考え、経営学科を目指しました。
就職活動は3年次の5月頃から始めました。当初は人材業界を目指していましたが、国産メーカーのクルマに乗る機会があり、それまで運転に対して抱いていた恐怖心を払拭する乗り心地と安全性に感銘を受け、クルマに対する価値観が180度変わりました。そして、私のような人を増やしたい、このメーカーのクルマと関わる仕事をしたいという思いを抱き、年明け3月から志望業界を自動車業界に切り替えました。その後、憧れの自動車メーカーに関わる、内装部品や外装部品、産業機械用シートを製造している会社とご縁があり、現在は開発本部技術管理課という、9割が理系出身者の部署で品番管理などのサポート業務を行っています。

「A・C陸上競技同好会」での小野さん。

大学では「経営学史」を学ぶ中川淳平先生のゼミに所属していました。「自動車業界の歴史」というテーマに取り組み、テイラーの化学的管理法、T型フォード生産方式、トヨタ生産方式という、現代の自動車業界で活かされている生産管理方式の変遷を研究できたことは、とても良い経験となりました。
また、代表を努めた「A・C陸上競技同好会」でも様々な経験をすることができました。コロナ禍で活動停止するサークルも少なくない中、100人を超える部員のモチベーションを保ちつつ、安定して活動するために、練習場所の確保や制限がある中でのイベント企画などを行いました。ここでも、経営学科で学んだ「組織論」や「リーダーシップ論」が、少しでも活かされていたのではないかと思っています。
「憧れの自動車メーカーに関わる仕事がしたい」という夢を叶えましたが、今後も日々精進し、自分のできることを増やし、仕事の幅を広げていきたいと考えています。

大学生活はかけがえのない有意義な時間でした。想像以上に色々な経験ができますし、目標がまだ明確でない人でも、きっとやりたいことが見つかります。自分がどれだけ成長できるか、楽しみながら4年間を過ごしてほしいと思います。

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