駒澤大学でやりたかったこと、将来の夢はなんですか?
小さい頃からの憧れだった エジプト考古学を学ぶために。
歴史学科 考古学専攻 3年 淡田 陽子
Profile
静岡県の桐陽高等学校出身。
ゼミや研究会のメンバーは、面倒見の良い人が多いという。
念願のキャンパスライフで、専門的な授業や、友だちとの語らいから刺激を受けながら、大きな夢に向かって頑張っている。
▶︎ 今、何に一番熱中していますか?
1年次はほとんどオンライン授業でしたが、2年の後期になって、ずっと入りたかった考古学研究会に入りました。常に誰かメンバーがいるので、授業の合間には研究会に顔を出して、友だちと相談しながら図面の整理などをしています。
▶︎ 1週間のスケジュール
大学受験の時期に、外国史学専攻の大城 道則先生率いる駒澤大学エジプト調査隊のエジプト・メイドゥム遺跡の調査・発掘プロジェクトを行うクラウドファンディングを知りました。地元の大学にも合格していましたが、専門性という点でやはり駒澤で学びたいと思い、「東京の私立に行くなら自宅から通うこと」を親との条件に、駒澤大学に入学しました。
外国史学専攻と迷いましたが、考古学専攻に決めた理由は、その実習の多さです。授業やゼミ以外の活動も活発で、特に考古学研究会には多くの学生が在籍しています。研究会では、ゼミや授業の延長線上のような学びだけでなく、機材などの使い方なども教えてもらえます。私は、土器を測って実寸サイズで方眼紙に記録する「実測」という作業を研究会で初めて行い、それで興味を持って実測の授業を履修しました。他にも、大学院生の先輩も多いので、縦の繋がりもできて質問したり、色々なことを話せるのも大きいです。
将来は、エジプト考古学研究の盛んなイギリスの大学院に進学し、研究職に就いて「古王国時代の都市遺構や住居」を研究したいと思っています。そのために、今は英語の修得にも力を入れています。通学にはローカル線で片道2時間。大変ではありますが、電車での時間を有効に使うことができれば、遠方から通うことのメリットも大きいと思います。
フィールドワークで古墳を訪れた後は、現地調査の図面合わせを行って古墳全体の様子を記録します。学ぶ知識のすべてが将来の研究に役立ちます。
▶︎ カバンの中身紹介
- 野帳
- 考古学専攻はみんな持ってます!
- ドラフティングテープ
- 地図を留めたり撮影の時に土器を固定させたり、いろいろなことに使います。
- IELTS(アイエルツ)受験対策本
- 通学の必需品です。