私が駒澤に来た理由。

駒澤大学でやりたかったこと、将来の夢はなんですか?

My Reason.

人の繋がりも地理学になる、 人文地理学を学びたい。

文学部
地理学科 地域文化研究専攻 2年 桐渕 詠亮

中学生の頃から社会科と数学が得意で、高校生の時は地学が好きでした。大学受験の際に色々な大学を調べていくうちに、地理学にとても興味を持ちました。
駒澤大学の地理学科は実習が多く、様々なところにフィールドワークに行って調査ができる選択肢があること、専任の先生が多いことから、ここでならたくさんのことが学べるのではないかと思いました。人と人との繋がりから社会が形成され、「人が動いて地理学になっていく」ことをもっと学びたいと思い、地域文化研究専攻を志望しました。
2年次になって履修した須山 聡先生の「地域調査入門」の授業が興味深く、8月に行われた鹿児島県奄美大島宇検村への参与観察に同行して、集落の調査や『豊年祭』の準備・片付けを行い、奉納相撲へも参加しました。集落の住人は30人程と少ないですが、その分一人ひとりの役割も大きく、就職や結婚などで都市部へ出て行った人も豊年祭などの催しの時期には必ず戻って来るなど、集落を存続させようという思いが強く、昔から地域社会が人間関係によって維持されていると実感することができました。
ネットショップの普及により、以前に比べれば便利にはなっていますが、やはり少子高齢化や過疎化の問題、病院へのアクセスなどの問題はあります。奄美大島での経験から、今後は社会地理の分野で地域コミュニティについて研究したいと考えています。
将来は、GIS(地理情報システム)をはじめとして地理学科で得た知識を活かして、社会問題を地理学の観点から解決していけるような仕事ができればと思います。

Profile
最近は大学野球が面白いという桐渕さん。コマスポ副編集長でもある地理学研究会の先輩に誘われ、東都大学野球を初めて観戦し、すっかり魅了されてしまったそう。プロ野球なら横浜DeNAベイスターズのファン。
休日は家でじっとしているよりもとりあえずどこかに出かけるタイプ。

▶︎ 今、何に一番熱中していますか?

架空の都市の地図だけでなく、街のなりたちなどの設定、隣接する市や県との関係性、路線図などを想像しながら描く「空想地図」をつくっています。情報を統合したら、最終的にはPCで清書します。
駒沢キャンパスの近くにある地理学カフェにもよく行きます。地図や地理関係の本が置いてあって、地理好きにはたまらないスポットです!

▶︎ 1週間のスケジュール


日曜日は地理学研究会の巡検が行われることが多いです。行き先は部員によるプレゼンで決定し、この前は東京都の下町を周りました。夏には立山黒部アルペンルートを通って合宿に行くなど、色々なところに行っています。


 


鹿児島県奄美大島の集落の生活を調査。『豊年祭』で行われる相撲の土俵の準備も行った。





▶︎ カバンの中身紹介

選挙区パズル
地理学研究会で制作されている衆議院小選挙区でわけられたパズルを先輩から引き継ぎ、私が作っています。オータムフェスティバルで公開しました。
空想地図
架空の都市や路線だけでなく、地域政党のアイディアも書き溜めています。
ノートパソコン
レポートだけでなく、GISを使った課題には欠かせません。

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