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【駒大生のシューカツ】 成功でも失敗でも、自分で意思決定する就活にした

大学生活で視野を広げ、やりたい仕事を突き詰めたという橋本さん。
「人の生活を実感を持って支えたい」という軸に沿って就職活動に取り組みました。

就活期間の心強い味方は
キャリアセンター

インタビュアー
橋本さんはどのような業界を目指して就活を始めましたか。
橋本さん
入学当初はマスコミ志望でしたが、大学でさまざまなことを学ぶうちに、「人の生活を実感を持って支える仕事がしたい」という軸ができました。そこで目を向けたのが社会基盤を支えるインフラ業界で、当初は物流や警備なども検討していましたが、3年の夏に交通系に業種を絞りました。
インタビュアー
交通インフラ業界に惹かれた理由は?
橋本さん
就活を始める前から、シンプルに大きな乗り物への憧れがありました。また、父が出張で全国を駆け回るような人だったので、そうやって働く人を支える交通インフラ業界に徐々に惹かれていきましたね。
インタビュアー
就活を始めたのはいつ頃でしたか。
橋本さん
3年生になってすぐ、キャリアセンターが主催しているセミナーに片端から参加するようになり、エントリーシートの書き方や自己分析のやり方を勉強しました。キャリアセンターの方たちは学生の思いにしっかり応えてくれるので、駒澤の就活生はぜひ利用すべきだと思います。

インターンは
視野を広げる絶好のチャンス

インタビュアー
文インターンには参加しましたか。
橋本さん
ショートインターンを含め、10社ほど参加しました。特に印象的だったのは、上海で行われたインターンです。日本から行ったほかの大学生とグループワークをしたり、上海に拠点を持っている日本企業を見学したりしました。現地の学生との価値観の違いも判り、視野が広がりました。
インタビュアー
グループワークはどのような内容でしたか。
橋本さん
一例としては、現地のアパレル店を見学して、売上を良くするための方法を議論したうえで発表しました。初めてのインターンが海外というのは私にとって大きなチャレンジで、その後の就活で初対面の方とのコミュニケーションに動じなくなりましたね。
インタビュアー
すべてのインターンを通じて得た気づきは?
橋本さん
同学年の人と話すことが一番刺激になりました。駒澤では基本的に同じ学科の人としか話す機会がなかったのですが、同じ業界を目指す人でも大学や学科が異なると価値観も視点もまったく違い、とても勉強になりました。また、どんな業種においても一般教養や時事ネタが仕事に役立つことを痛感しました。
インタビュアー
良い経験をされたようですね。
橋本さん
そうですね。視野を広げて自分のやりたいことを突き詰めるという意味では、大事な時間だったと思います。

仕事を通じて
何をしたいのか考えてほしい

インタビュアー
すでに就職先も決定したそうですね。
橋本さん
はい。4月下旬に大手鉄道会社から内々定の通知を受けました。コロナ禍での就活だったので、一次面接以降はすべてZOOMでの面談でしたが、希望していた企業への入社が決まってうれしかったです。
インタビュアー
どのような点が成功のポイントになりましたか。
橋本さん
私に限って言えば、情報を鵜呑みにしなかったことが良かったと思います。保護者や先輩、エージェントの言うとおりに動くのではなく、何事においても自分で考えて決定すれば、成功しても失敗しても自分に納得できるのではないでしょうか。
インタビュアー
考える力や決定力を身に付けるにはどうすればいいと思いますか。
橋本さん
小さなことから自分の意思で決定して、何をするにしても受け身にならないことが大切だと思います。たとえば、ニュースを見ていても「私はこう思う」と考える癖をつけるとか。私自身は、駒澤でそういう力を身に付けられたと感じています。
インタビュアー
最後に、後輩に向けて就活のアドバイスをお願いします。
橋本さん
最初からこれだと決めず、いろいろな業界を覗いてみてください。私の場合は、仕事を通して本質的に何をしたいかにこだわり、結果的に交通インフラ業界に進むことになりました。仕事の内容、業界、会社のネームバリューにとらわれず、自分のやりたいことを大切にしてほしいと思います。

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