先輩たちのその先のステージ
不安は的中しない。
自分の信じた道を進み、
新しい世界へ飛び込んでほしい。
経済学部 経済学科
プロ野球選手(MLBシカゴ・カブス所属) 今でも交流がある同級生の中には、野球を続けている仲間もいれば、まったく別の道でプロとして努力を重ねている仲間もいます。異なる分野でそれぞれの立場で活躍している話を聞くのは本当に楽しい時間です。
大学の4年間は決して楽しいことばかりではありませんでした。学年が上がるにつれて責任も増え、後輩ができたり、先輩との関係の中で自分の立ち位置を理解することを学びました。それは社会に出てからも同じで、楽なことばかりではないし、人との関わりの中で自分の役割を考えることが求められます。大学は、社会の縮図だと思っています。
大学時代の経験は今の自分にとって大きな財産になっています。
野球部の活動で授業を休む時もあり、その際には「前の週はどんな授業でしたか?」と、周りの方に話を聞くこともありました。初めて話す相手なので、第一印象や、聞き方も大事ですが、何よりも大きかったのは、「人を頼るということ」と「人とのつながり方」を学べた気がします。人と関わりを持つことで自分のアンテナをどんどん広げ、さまざまな人と会話して、自分にたくさんの情報を入れて、より自分に最適なものだけを残していったような学生生活でした。
駒澤大学時代の今永選手(提供・駒大スポーツ)
都会の真ん中にキャンパスがあったので、通学は電車を乗り継いだり、自転車で最短ルートを自分で考えて走ったりと、毎日が本当にめまぐるしく流れていきました。 そんな環境の中で、時間の使い方や「今、自分が何をしなければいけないのか」を整理する力が自然と身につきました。授業、練習、プライベートなど、大学生にはやるべきことが多く、物事を整理できなければ日々を丁寧に過ごすことはできませんでした。その頃身についた「時間を管理し、日々を丁寧に過ごす姿勢」は今でも変わっておらず、朝起きて一日を始める前に、家に帰ったら何をするのかまで計画してから家を出るようにしています。
駒澤大学時代の今永選手(提供・駒大スポーツ)
そして、物事をいろいろな角度から考えるのが好きなので、プライベートの出来事を野球に結びつけて考えることもあれば、野球で得た考え方をプライベートに置き換えてみることもあります。一つの物事に対して、自分の正面からの意見だけでなく、その裏側からの視点、さらに他人の正面からの意見とその裏側の考え方まで想像して、多面的に捉えています。
新しいことを始めようとすると、不安が生まれたり、自分の取り組みをうまく理解してくれない人が現れたりするものです。でも、その不安が実際に的中することはほとんどありませんし、そうした人たちが今後自分にとって良い関係を築けるかといえば、必ずしもそうではないと思います。 だからこそ、自分が信じた道をまっすぐ進んでほしい。周りの人に助けを求めることを恐れず、いろんな人の力を借りながら、新しい世界に飛び込んでいってほしいと思います。