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主体的に動けば助けてくれる!駒澤の環境は本当に魅力的です

大学2年の頃から公務員志望だった前山登史さんは、猛勉強の末に検察事務官として採用されました。
どんな話をしていても、言葉の端々に真面目で穏やかな人柄が自然と滲み出るのが印象的でした。

前山 登史さん

法学部 法律学科 フレックスA 4年(2022年1月現在)
前山 登史さん

人助けをしたい
その思いから公務員を志望

インタビュアー
前山さんが公務員職に興味を持ったのはいつ頃ですか。
前山 登史さん
大学2年の2月です。駒澤大学と提携している専門学校の課外授業があり、講師の方と話して公務員一本に絞ろうと決意しました。その予備校には翌月から通い始めたのですが、特待生選抜試験の成績がAランクだったので、割引制度を使用して通うことができました。
インタビュアー
民間企業の就職活動はまったくせず?
前山 登史さん
専門学校に通い始める前、数社で1dayのインターンシップを経験しました。そのときにお世話になったある企業の方が、「民間では利益を生まないといけない」と話されていて。僕は利益を抜きに人助けしたいという思いが強かったので、公務員の方が向いているかも!と思いましたね。
勉強量は一日どれくらい?
前山 登史さん
予備校に入ってからの半年間は、一日2、3時間程度でした。3年の10月頃になると、それが一日5、6時間に増えて。年明けからは目標を10時間にして、そこに及ばない日も8、9時間は机に向かい、一次試験が始まる4年の5月まで続けました。「落ちたらまずい!」という気持ちがモチベーションとなりました。
インタビュアー
驚きの集中力です! 勉強を続けるうえで役に立ったアイテムはありますか。
前山 登史さん
毎日の学習記録をつけていたノートです。学習時間と学習内容をこまかく記録していたので、理解度・達成度を把握するのに役立ちました。

キャリアを積み
ゆくゆくは憧れの検察官に

インタビュアー
公務員の中から検察事務官を志望した理由は?
前山 登史さん
いろいろな自治体の試験を受けていく過程で、正義感の強い自分に合っているかもしれないという理由で検察事務官に絞りました。
インタビュアー
国家公務員採用一般職試験の手応えはいかがでしたか。
前山 登史さん
一次試験を終えた直後は何とも言えない感じでした。模範回答が出て通過できるとわかり、ようやく安心しましたね。
インタビュアー
その後はどのような流れに?
前山 登史さん
二次試験が人事院面接で、通過したら官庁訪問、出先機関での面接です。人事院面接では、志望動機や目指す公務員像など一般的な面接のスタイルでした。出先機関での面接は質問内容がより具体的で、「検察官や国家公務員の不祥事についてどう思いますか」といった内容を深掘りされました。
インタビュアー
合格したときは相当うれしかったのでは?
前山 登史さん
すごくうれしかったですし、とにかく安心しました。ただ、今となってはもっと面接の練習をしておけば良かったな、と。一次試験が6月の4週に終わったのですが、7月の面接まで準備できる時間が少なく、本番で準備不足が露呈したように思います。ただ、自分の素はうまく出せたので、そこが評価されたのかもしれません。
インタビュアー
理想とする検察事務官像は?
前山 登史さん
テレビドラマシリーズ『HERO』をご覧になった方はご存じだと思いますが、検察事務官は検察官を補佐するのがおもな役割です。まずは検察官の方をしっかりアシストして、守秘義務を守りつつ世の中を良くしていきたいです。キャリアを積み、20年後くらいに検察官になれれば、と考えています。

就活生は安心!
駒大の充実したサポートに感謝

インタビュアー
前山さんにとって、大学での学びで大きかったことは?
前山 登史さん
やはりゼミですね。熊谷ゼミに所属していたのですが、3年の後期からは課題のレポートを対面で添削してもらい、着実に力がつきました。また、熊谷芝青先生には、ゼミの先輩であり、同じ公務員で国税官になった永山大介さんを紹介していただきました。永山さんから丁寧なアドバイスを受け、苦手な数的処理は最低限の点を死守してほかの科目で頑張る、という方向に切り替えられたのは、大きかったです。
インタビュアー
万全のフォローアップですね! とりわけ公務員志望の学生さんにゼミはおすすめといえそうですね。
前山 登史さん
そうですね。とくに法学部で公務員を目指す方にはおすすめしたいです。公務員試験の科目の勉強で教わったことが、そのままテストに出たことが何度かありました。それに、就職活動でもゼミ活動が活かされる場面がたくさんありましたね。
インタビュアー
大学生活において、勉強以外での思い出は?
前山 登史さん
アルバイトですね。ファストフード店で働いていたのですが、接客を通して相手の気持ちを考えて話す経験は、今後に活かせるのではないかと思います。
インタビュアー
駒澤大学の「ここが良かった」と思うところは?
前山 登史さん
キャリアセンターなど、就職活動について相談しやすい環境が整っているところです。僕は最初、なかなか行動を起こせなかったのですが、一歩踏み出せば助けてくれる教職員がたくさんいます。
インタビュアー
最後に、後輩に向けてメッセージをお願いします!
前山 登史さん
いろいろな人の価値観に触れてください。同学年の友人だけではなく、サークルの仲間、アルバイト先の仲間、社会人になった先輩などとコミュニケーションをとることで、多様な視点に立って物事を考えられるようになると思います!

●バックナンバー
法学部で力をつけたからこそ、公務員試験に合格できました(永山大介さん)
https://think.komazawa-u.ac.jp/labo/law

【駒大生のシューカツ】 成功でも失敗でも、自分で意思決定する就活にしたかった
https://think.komazawa-u.ac.jp/labo/20210108

駒大シューカツの基礎知識
https://think.komazawa-u.ac.jp/labo/career

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