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あなたはいくつ答えられる? 駒澤大学の“謎とき”(前編)

歴史ある駒澤大学のあちらこちらには、長き歳月を経たことによる不思議な謎が満ちています。
キャンパスのその場へ足を運べば見える謎、学生や職員の記憶に棲みつく謎の数々を、前後編に分けて、ここで紐解いてみよう。

“謎”
稲妻型壁面をもつ「耕雲館」は、
もとは博物館ではなかった?

銀座ライオンビヤホールを設計した著名な建築家・菅原榮蔵が手がけた東京都選定歴史的建造物「耕雲館」。なんと竣工時は図書館として誕生していて、次に売店、さらに現在は禅文化歴史博物館へ変貌している。

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“謎”
2・5・6号館が存在していない!?

キャンパス内に割り振られた館の数字をよく見ると、2・5・6号館は今はない。しかし昔の写真を見ると、昭和(初期)には旧1号館の脇に3階建ての2号館や木造校舎の5号館、体育館の6号館が実在していた。時代の変化とともに校舎も増築されてきた。

“謎”
1964年の東京オリンピックにまつわる駒大の歴史とは!?

駒沢オリンピック公園に隣接している駒澤大学。東京オリンピック1964のとき、ソ連(現、ロシア)とアメリカの海外選手団が訪れ、駒大の体育館(6号館・写真上)を利用していた。そもそもこの体育館は東京オリンピックのバレーボール練習施設として補助金を得て建設されたものだったのだ。体育館(6号館)跡地には3号館(種月館・写真下)が建設された。

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“謎”
卒業生や職員が愛おしむ思い出の味「パオ」とは!?

卒業生の間で今も語られる、大学内に2015年2月まであった「喫茶パオ」。販売されていた明太スパやミートスパは当時も今もファンが多く、卒業生の集まりなどでときどき復活メニューが誕生するほど深く愛されている。

“謎”
駒澤大学といえば「箱根駅伝」?

駒大と聞いて「駅伝」を連想する人も多いだろう。箱根駅伝で、駒澤大学は54回連続出場している。初優勝は2000(平成12)年で、これまで計6度の優勝を果たしている。他にもさまざまな団体が活躍しているので要チェック!

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“謎”
駒沢キャンパスに噴水があった?

かつて写真のように駒沢キャンパスの正門正面に噴水があった。この黒い丸石が今は千葉県の富浦セミナーハウスに移設されている。

“謎”
大学の施設があるという風光明媚なスポットはどこ?

ゼミ合宿や課外活動などで利用できる厚生施設として、長野県の野尻湖畔「野尻寮」(写真上)と、千葉県の南房総「富浦セミナーハウス」(写真下)がある。駒大生になったらぜひ利用してみよう。

“謎”
不思議な場所に「駒澤大学」と
彫られた石柱はなぜ建っている?

今の図書館のすぐ前に、「駒澤大学」と彫られた石柱がひっそりと建つ。これは、この場所がかつての駒大の正門の位置であったため。つまりこの付近までがかつての大学の敷地だった。

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