先輩たちのその先のステージ

KOMAZAWA Next Stage

駒澤での学びを礎に
ダンスシーンを盛り上げたい

島崎 薫 さん
2015年3月卒業
経営学部 経営学科 
→ ダンサー、YouTuber

もともと演技することに興味があって、中学生の時は子役の養成所にも所属していました。そこで演技のプラスになるのではと思い、高校でダンス部に入ったのがダンスとの出逢いです。その後、踊ることが楽しくなって、そのままダンスにのめり込んでいきました。高校卒業後は、ダンスの基礎レベルを上げるための専門学校に行きましたが、次第に投資や株に興味を持ち、それにまつわる勉強がしたいと思い始め、専門学校卒業後、両親の協力もあって一年間予備校に通い、翌年経営学部経営学科に入学しました。
大学でのダンス活動はサークル(ストリートダンスサークルKST)メイン。サークルといっても、当時はまだ公認団体ではなく、学生が集まってそれぞれ練習するというものでしたが、会員は70人を超え、規模も徐々に大きくなっていきました。自分が中心となって団体ができたこともあってサークル存続のため努力をし、準公認にまでなりました。そして3年生の時にDANCE@LIVE JAPAN FINALというストリートダンスバトルの大学生部門で準優勝。翌年の4年生の時には念願の優勝を果たし、日本一の称号をいただききました。

経営組織論の授業で、組織を運営していく上でのリーダーとしての立ち回りを学び、サークルでの自分の立場と照らし合わせながら、サークル活動に活かすことができたと思います。ダンスでイベントを開催するにしても、予算をどう使うか、どう人を集めるか、どう採算を取るか、全くイメージできなかった部分なので、そのあたりが授業を通じて学べたのも本当に大きかったと思います。
卒業後は一度、物流の会社に就職しましたが、ダンサーとの両立が難しく、ダンス一本でやっていく決断をしました。スクールのインストラクターを務めたり、様々なショーに呼んでいただいたり、ここ数年ですと、サークルの後輩に誘われて駒沢アイソレーションというYouTuberの活動に参加し、ゲームプレイ画面を実写で再現するという動画の制作に携わり、大きな反響をいただきました。これもポップダンスでの動きを取り入れ、ゲーム特有のモーションを表現しています。

今後の目標は、ダンスの大会で優勝することですね。ダンスシーンは、ダンサーが技を競い合うアンダーグラウンドなものもあれば、一般の人が見てもわかりやすく楽しい大会もあります。その両方の分野で良い結果を残したいと思っています。

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