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幕末維新史・明治維新史/小泉 雅弘ゼミ

歴史学科日本史学専攻では、2年次に史料講読を通して時代ごとに異なる史料の性質や読み方を学び、基礎的な読解力を養います。
3年次からのゼミナール(演習)では、4年次の卒業論文の完成を目標に、論文の探し方や構成の理解を深めつつ、資料引用や文献の扱い方、論の立て方などを実践的に学びます。

小泉ゼミ

小泉 雅弘先生 文学部 歴史学科 日本史学専攻

新潟県北蒲原郡中条町(現胎内市)出身。駒澤大学で歴史学科を専攻し、同大学に進学、江東区をはじめ多くの自治体で文化財保護の活動や生涯学習に携わったのち、2006年より同大学で教鞭を執る。2010年から2016年まで文化庁の「文化遺産を活かした地域活性化事業」審査委員会委員。明治維新史学会副会長。

幕末から明治初期、いわゆる明治維新史(幕末維新史)を専門としています。3年生は毎年8月に静岡県下田市で1泊2日のゼミ合宿を行い、玉泉寺(日本初のアメリカ領事館)やハリス記念館、了仙寺までのペリーが歩いた道など、幕末の日米関係に関わる史跡や博物館を訪れます。教科書では得られない実感を伴った学修ができるだけでなく、夜には民宿の浜辺で花火をするなど、ゼミ生同士が親しくなる良い機会にもなっています。
4年次には学生が自主的に行き先を決め、これまでに函館、会津、水戸、京都、萩、長崎、鹿児島など、さまざまな地域を訪れてきました。2025年は高知から岡山を巡りました。博物館などを訪れた際は展示解説をしていただくこともあり、こうした経験は学芸員志望の学生にとって大きな刺激となり、歴史を学ぶうえで重要な「現地で学ぶ姿勢」を育てます。古文書に触れたことがなくても論文は書けますが、実物を見ることで理解は格段に深まり、教員志望の学生にとっても、教科書に載る場所を自分の目で見て語れることは大きな強みになります。
また、合宿では学生と教員が一緒に歩き、展示を見て議論するため、普段の授業では生まれない質問や視点が引き出されます。同じ場所を訪れても毎回新しい発見があり、互いに学び合う貴重な機会です。単なる旅行ではなく、目的意識を持って参加することで、学生時代にしか得られない学びが生まれると考えています。

軍艦島へ上陸(2022年長崎合宿)

仙厳園(2024年鹿児島合宿)

食事も楽しみの一つ(2016年下田合宿)

平和祈念像(2017年長崎合宿)

取材時期:2025年11月

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