学問Q&A

気分転換に何をしていますか?

経済学部

散歩に行きます。/“なにもしない”をします。

気分転換には、散歩に行きます。

日差しの強い時期や花粉の季節、雨の日などはなかなか出られないこともありますが、家の周りをぐるっと一周したり、大学の周辺をちょっと歩いてみたりします。科学的な説明は省略しますが、経験的にも、歩いていて考えがまとまることや、思わぬ発見が得られることがあります(一方で、帰ってきた瞬間忘れるということもありますが……)。

また、外に出たくないときや時間がないといったときは、“なにもしない”をします。

とりあえず5分ぐらいタイマーをかけた状態で、あえて何もしないのです。勉強や研究のことも考えず、やらなくてはならない仕事や返すべきメール、諸々の〆切のことなども考えず、スマホも見ず、テレビもつけず、お菓子も食べず、ただ座っているだけで何もしない。さらに、目が疲れているときはホットアイマスクをのせて横になって何もしない。ときにはそのまま寝落ちしてしまうこともありますが、それはそれで仕方がないと思って(そのためにもタイマーをかけます)、何もしない。簡単なようで意外と難しいのですが、短時間でも頭がすっきりします。

経済学部: 羽島 有紀(経済理論・環境経済学)

おすすめ参考文献

自動車の社会的費用
宇沢弘文(著)岩波新書(刊)

「費用」あるいは「損失」とは何でしょうか? たとえば自動車による影響・損失(大気汚染、交通事故など)を経済学的に表したらいくらになるでしょうか? 実はこれにはさまざまな勘定がありうるのです。経済学でありながら、経済学の基本的な概念・枠組みを問い直す一歩として手にとってほしい一冊です。

公害・環境研究のパイオニアたち――公害研究委員会の50年
宮本憲一・淡路剛久(著)岩波書店(刊)

公害・環境問題は経済学だけでは解決できません。さまざまな学問分野が分野の枠を越えて学際的に取り組むべき問題であり、そうした問題意識をもった「パイオニア」たちによって切り拓かれてきた領域です。「公害」という概念すら確立していなかった時期に先達たちがどのように現実と格闘したのか。そのことをたどることで、自分はどのようなアプローチを選択するかを考えることにつながると思います。

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