散歩に行きます。/“なにもしない”をします。
気分転換には、散歩に行きます。
日差しの強い時期や花粉の季節、雨の日などはなかなか出られないこともありますが、家の周りをぐるっと一周したり、大学の周辺をちょっと歩いてみたりします。科学的な説明は省略しますが、経験的にも、歩いていて考えがまとまることや、思わぬ発見が得られることがあります(一方で、帰ってきた瞬間忘れるということもありますが……)。
また、外に出たくないときや時間がないといったときは、“なにもしない”をします。
とりあえず5分ぐらいタイマーをかけた状態で、あえて何もしないのです。勉強や研究のことも考えず、やらなくてはならない仕事や返すべきメール、諸々の〆切のことなども考えず、スマホも見ず、テレビもつけず、お菓子も食べず、ただ座っているだけで何もしない。さらに、目が疲れているときはホットアイマスクをのせて横になって何もしない。ときにはそのまま寝落ちしてしまうこともありますが、それはそれで仕方がないと思って(そのためにもタイマーをかけます)、何もしない。簡単なようで意外と難しいのですが、短時間でも頭がすっきりします。
経済学部: 羽島 有紀(経済理論・環境経済学)