学問Q&A

友達と上手く付き合うにはどうすれば良いでしょうか?

医療健康科学部

笑顔で挨拶から始めよう

『十人十色』。聞いたことがあるかもしれませんが、「人の好む所・思う所・なりふりなどが一人一人みんなちがうこと(広辞苑)」の意味です。仲良しでよく話をする友達でも、考え方が自分と異なっていても当然なのです。「人は人、自分は自分」と思い、あまり自分と人とは比べないほうが良いと思います。比べないことで、少しは楽になると思います。自分の意見をもつということは大事なことですが、「なるほど、こういう考え方もあるんだ」と、納得してみてください。比べてしまうとどうしても自分とのちがいが気になり、相手の気持ちが見えなくなってきます。でも、これってなかなか難しい・・・。ですよね。

そしてもう一つ、いつも『笑顔で』『元気よく』『挨拶』をしてみませんか。これは、私が病院で仕事をしていたときに心掛けていたことです。病院ではいろいろな職種の方々が仕事をしていますが、職員同士が上手く連携できないと患者さんが困ってしまいます。いつも『笑顔で』『元気よく』『挨拶』をすると、お互いの話すきっかけにもなります。そして、話をすることでお互いの思いや考えも見えてきます。積極的に『笑顔で挨拶』をして、友達と話をしてみましょう。

医療健康科学部: 名古 安伸(放射線技術学)

おすすめ参考文献

改訂版 放射線のABC
社団法人 日本アイソトープ協会(刊)

放射線の疑問について答える形で書かれた本です。放射線と聞くと難しく感じるかもしれませんが、イラストや写真も掲載されていて、わかりやすく解説された入門書です。

まんが医学の歴史
茨木 保(著)医学書院(刊)

医学の歴史について「まんが」で書かれている本です。X線の発見はもとより、クローン羊までドラマチックに描かれていて、医学への興味が出てくるかもしれません。

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