経営学部
相手との関係を調整する能力が不足しているから
「恋煩い」の相手は自分にとってどうでも良い人ではなく、理想とする人物像に近いと思います。ここでいう理想は憧れに近いかもしれません。憧れというのは、自分に不足しているものを欲しているという状況です。それに対して、まだ自分の力(能力や自信)が足りずに、理想と現状のギャップが大きく、また相手とのコミュニケーションが不足している場合にいろいろと思いを馳せる状況になるのではないでしょうか。これを克服するには、相手とのコミュニケーションを増やし、自分自身の能力や魅力を高めることです。そのために、いろいろなことを経験し、いろいろな方向から考えることができるという思考の柔軟性を身につけることが重要だと考えます。
経営学部: 中村 公一(経営戦略論)