GMS学部で、これからの社会で必要とされる学問
私は10年後のグローバル社会を見据えた人材に必要な学問をグローバル・メディア・スタディーズ学部(GMS学部)で学びたい。
今後のビジネス活動はさらにグローバル化して多様性のレベルは各段に上がるため、“ダイバーシティ&インクルージョン”という考えがますます広がっていくことは明らかである。さらに、人工知能技術(AI)の発展は著しく、定型的な作業や認識業務を仕事とする職種ではAIが代替えとして使用され雇用が減少することが予測されている。
このような将来予想のなかで必要とされるのは創造的な活動を多様な人と組んで協働する能力を有するグローバル人材である。グローバル人材は高いコミュニケーション能力だけでなく、固定概念にとらわれない柔軟な思考能力や多様性への理解力、変化への対応能力が必要とされる。GMS学部ではこのような能力を育成するカリキュラムが組まれており、グローバルな舞台でリーダーとして活躍するような人材を目指した教育が行われている。
私が高校生の時にはこのような考えには行き着くことはなかったが、さまざまな学問を学んだ今だからこそ行き着いた思いである。
医療健康科学部: 藤田 幸男(医学物理・放射線計測)