グローバル・メディア・スタディーズ学部
「熱中できること」をひとつ見つけよう
10代のころには興味や関心を広め、深めることが大切。私もそのころの出会いが現在の専門性に直結しています。
小学校3、4年生のころに購読していた学習研究社(現在の学研)の雑誌「学習」と「科学」。その付録にスポーツや裁縫といった趣味を紹介する小冊子がありました。これに掲載されていた「10行程度のコンピュータプログラムを使って、ランダムな図形を描き続ける」という数ページの記事に深く感銘を受け、惹かれました。
もっと深く知りたくなり、パソコン教室へ通ったり、後に両親にパソコンを買ってもらって自分でさまざまなプログラムを作るようになりました。それから、コンピュータプログラムで得た技術を雑誌へ投稿したり、大学を選ぶ時も情報やコンピュータについて勉強できる学部を受験しました。
思えばそれは「興味あること」へ向かってもっと知りたい、深めたいと純粋に行動し、熱中しただけです。だからこそ皆さんが10代のうちにやっておくべきことは、熱中できることをひとつ見つけることだと思います。
グローバル・メディア・スタディーズ学部: 吉田 尚史(データベースシステム)