学問Q&A

大学に行く意味って何ですか?

経済学部

将来就きたい職業の準備をする

大学を卒業すれば、みなさんは社会人として就職することになります。このため、 大学4年間で社会人としての準備をすることになります。例えば、将来、銀行などの金融機関に就職したいと考えたとします。この場合、銀行の基本的な役割、証券会社や保険会社との違いを知ることは、大切な判断材料になります。また銀行の基本業務は預金受入や貸出になりますが、銀行が企業に貸出する場合、企業の財務諸表等 (貸借対照表や損益計算書)を理解できることが必要です。銀行の役割は、経済学部の金融論で学び、財務諸表等の見方は、会計学で学びます。このように考えると、 大学での学びは、将来の職業と直結しており、生きることと結合していることになります。

経済学部: 代田 純(金融論)

おすすめ参考文献

誰でもわかる金融論
代田 純(著)学文社(刊)

駒澤大学経済学部の金融論テキストである。家計、企業、政府、海外という4つの経済部門間で資金が循環するという観点から、金融について説明している。高校生でも理解できる。

日本国債の膨張と崩壊
代田 純(著)文眞堂(刊)

日本の国債残高は1000兆円を超え、先進国でも突出している。なぜ、日本の国債残高は膨張したのか、今後崩壊するリスクはあるのか、説明したもの。

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