学問Q&A

大学に行く意味って何ですか?

グローバル・メディア・スタディーズ学部

人生の限られた時間を上手にマネジメントしよう!

あなたは人生を賭けて夢中になれることに出逢いましたか?
人生100年時代に入ったと言われます。みなさんは、どんな100年を歩みたいですか。
大学では、こうしたテーマも「学問」の範疇です。これは私の専門のマネジメント論の授業で取り上げています。人生の夢があり、その夢を達成するための目標が具体的に描ければ、あとは現実の自分と向き合い、日々の生活を変えれば良いわけです。1日24時間をどう使うのか。タイムマネジメント次第で人生は変わります。
“偉人、天才、成功した人”と言われる人々を分析したノンフィクションライターのマルコム・グラッドウェルは、偉業を成し遂げた人の法則を見つけました。共通することは、「自分にとって意義ある仕事」に出逢えたことです。更に、その領域で1万時間を使っていたという発見です。「意義ある仕事」ってどんな仕事でしょう。それは、「どれだけ自分が夢中になれる仕事か」ということなのです。例え失敗したとしても、好きな事であれば夢中になれるのです。朝起きたときにその仕事をしたいと思えるか。夜寝る時に自分のやったことに満足できたのか。その積み重ねが人生です。大学で学ぶマネジメント論(経営学)は充実した人生の時間の使い方をも示唆してくれます。

グローバル・メディア・スタディーズ学部: 各務 洋子(グローバル経営論)

おすすめ参考文献

天才!-成功する人々の法則
マルコム・グラッドウェル(著)勝間 和代(翻訳)講談社(刊)

誰しも平等に与えられる24時間の使い方で人生が変わることを、さまざまな事例で学べます。有名な「1万時間の法則」を知り、自分自身の時間の使い方を振り返ってみてください。

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
岩崎 夏海(著)ダイヤモンド社(刊)

ふとしたことでドラッカーの経営書に出会った高校野球の女子マネージャーですが、マネジメントの原理は、高校野球にも役立ちました。日常生活にマネジメントの原理を応用してみる姿勢は、経営学を楽しく学ぶ秘訣です。

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