文学部
「学問」で、「大局観」を養おう
高校までは、国語や英語・数学といった一般的な「教科」を学びますが、大学では、自分が選んだ「学問」を中心に学びます。学問の中には、一見すると日常生活にあまり役立たないように思われる分野もあります。そのため、大学で学ぶ意義が見出せないこともあるかもしれませんね。
学問は、それぞれが一つの体系を成しています。大学で一つの学問体系を修得すると、その学問ならではの物の見方や考え方が身につきます。その視点から、社会や人生を大局的に眺めれば、それまであまり意識しなかった人間や社会の動きの全体像がよく見えるようになり、より良く生きることができるようになるのです。
私の専門とする社会福祉学は、実学(実生活に直接役立つ学問)の1つです。社会福祉学を学ぶことで、子育てや人生途上における障害への対応方法、少子高齢社会を生き抜く知恵などが自然と身につきます。福祉の視点から、自分や家族の生活の全体像を眺めることができれば、きっとあなたの人生はさらに豊かになるでしょう。
さあ、私たちと一緒に駒澤大学で学問をしてみませんか!
文学部: 長尾 譲治(社会学科 社会福祉学専攻、福祉士養成/キャリア教育)