経営学部
企業を読む力
『孫子』に「彼を知り己を知れば百戦殆(危)うからず」という言葉があるのはよく知られたことですが、現代の企業においても、情報は企業の命運を分ける大きな要因となります。現在の競争の激しい環境で生き残っていくためには、自社はもちろんのこと、ライバル企業の動向についての正確な情報を基礎に意思決定をしていくことが必要となります。
しかし、企業は形のない存在ですから、その状態を正確に捉えることは難しいことです。経営学部では経営学、会計学、経済学、マーケティング、経営科学といった様々な学問領域からアプローチして、企業の状態を読み取る力を養っていきます。
企業を読む力は、社会に出てすぐに役立つというものではありませんが、役職が上がり、大きな責任を担うことになった時に大きな力となってくれるものです。
経営学部: 岸田 隆行(原価計算学)