「英語力って本当に必要ですか？」と問われれば、「必要になる確率は1～99％?!」と言えるでしょう。つまり人によって英語の必要性は異なる、ということです。

実際、英語が苦手な人は、大学でも必要最低限の授業しか選択しないでしょうし、外国へ旅行も行かないでしょうから、英語が必要になる機会は非常に少なくなります。逆に英語が好きな人は積極的に英語の科目を選択したり、英語系のサークルに入ったりするでしょう。また長い休みを利用して、外国に旅行に行くこともできます。そのような人にとっては英語が必要でしょう。

大学生になるとみなさんは自分に必要な科目を選択し、自分で授業スケジュールを決めることができます。大学は、みなさんが自分に合った進路を選択できるようにさまざまな科目や活動の場を提供しています。英語が好きな人には英会話や英文学などの授業が、英語が苦手な人にはちょっぴりの英語の授業とその他の幅広い専門科目が用意されています。思う存分、大学という「道具」を使いこなしてください。

経済学部： 小西 宏美（グローバル・ファイナンス）