「分析道具としての力」が必要です
国際関係を学ぶのに必要とされるのは、「分析するための道具」としての「言葉の力」です。それは、「大学受験で高得点をとれる英語力」と同じではありません。たくさんの英単語を知っていても流暢に話せても、分析内容や説明がしっかりしていなければ、英語力は「ちから」にはなりません。
社会科学である「国際関係論」は、国際社会の事象について、学際的な研究手法を用いて分析し、問題を発見したり、問題解決への道筋を提示したりする学問です。自分なりの考えを示すだけでは、社会科学とは言えません。導いた結論を、「論拠」を示しながら筋道をたてて説明する必要があります。説明に説得力をもたすために、ときには、英語などの外国語による信頼性のある論拠を活用しなければなりません。
駒澤大学法学部では、TOEICやTOEFLなどの資格試験対策の授業をはじめ、「実用英会話」、「ビジネス英語」、「英語プレゼンテーション」、「英語ディスカッション」など、さまざまな英語を卒業認定単位科目として学べます。異文化社会間の相互理解がますます必要とされている現在、駒澤大学法学部で国際関係や政治や行政や法律を学びながら、その道具としての英語も学んでみませんか?
法学部: 三船 恵美(国際関係論)